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| ※･日蓮宗では、
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| ●地母神(ちぼしん：部落･地域を
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| ・を守る土着の神々)
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| ●｢学問の神｣などの専門性の高い
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| ・特技系の神々)
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| ･･･を｢信じて良し･信じるべし｣と
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| 言っている。ただし、
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| ┃そいつら｢下級の神仏ども｣は皆┃
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| ┃最上位の神仏の座に君臨する・┃
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| ┃故･日蓮大上人の尊く輝く霊の･┃
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| ┃支配下にあるのだから、主君で┃
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| ┃ある日蓮様を飛び越えて･その･┃
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| ┃下級の神仏どもを拝む等という┃
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| ┃無礼な行ないは･断じてするな｡┃
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| ┃お前らが唯一奉仕すべき相手は┃
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| ┃ご本仏であらせられる日蓮様で┃
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| ┃ある事をいかなる時も忘れるな┃
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| ･･･という論法により、
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| 日蓮宗の信者は、神社にお参り
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| して･神前で手を合わせ【合掌】
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| 深々と頭(こうべ)を垂(た)れる
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| 行為【礼拝】を禁じられている。
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| ｢功徳(くどく)を失うぞ｣と。
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| ｢仏罰が下(くだ)るぞ｣と。
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| この論法によって、日蓮宗は
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| 地母神や特技系の由緒ある神道の
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| 神々が祀(まつ)られていることを
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| (｢低級の神々｣という扱いで
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| あれども)是認する形となり、
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| 日蓮宗として･神道の神主や
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| 巫女(みこ)に危害を加える意図が
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| 無いことには･なるのだけれども。
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| (日清･日露･日中･太平洋戦争の
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| 時のように･神道が･諸外国との
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| 戦争の際の国威高揚に加担したり
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| しない限りにおいてではあるが)
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| ｢俺は･死後、精霊界で最上位の
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| 神仏の座に着く。俺は『ご本仏』
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| として、神道の総大将の天照大神
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| (あまてらすおおみかみ)をも凌駕
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| する存在に成る。だから、この
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| 俺の御霊(みたま)を差し置いて
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| 神道の神々を拝むなどするな｡｣
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| ･･･という･後世の信者を縛る教え
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| は、日蓮宗の信者の行動に規制を
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| 加えることになる。例えば、
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| ｢ウチは家族で日蓮宗だから、
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| 初詣(はつもうで)には行ったら
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| あかんのよ｣と、友人グループ
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| からの初詣の誘いを断ったり
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| しなければならなくなる、
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| というように。このような
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| わだかまりの繰り返しで、
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| 日蓮宗の信者は｢神社｣に対し
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| じわじわとした敵意や対抗心を
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| 抱(いだ)くようになる。
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| 僕(FascinatingFox)の考えだが､
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| 自分(日蓮)が囲った信者に
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| ｢外部への敵意･対抗心｣を
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| 抱かせるというのは、その
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| 敵意･対抗心により･信者の脳内
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| にアドレナリンを分泌させ、
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| 脳内の雑念を吹き飛ばす･という
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| メソッドなのでは無かろうか？
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| これこそが、日蓮が編み出した
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| ｢秘法｣なのでは無いだろうか？
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| ┃外部への敵意･対抗心を・・･・┃
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| ┃めばえさせ、その分だけ、・・┃
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| ┃アドレナリンの効果により・・┃
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| ┃信者の脳内の雑念を吹き飛ばし┃
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| ┃その･雑念が吹き飛んだ状態を･┃
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| ┃修行の成果だと感じさせる・・┃
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| ┃というメソッド。それこそが・┃
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| ┃日蓮の編み出した秘法なのだ。┃
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| 間違いない(･･･と締めくくる
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| ネタをやってた芸人が･昔
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| いたような気がする)。
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