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※・それは、魅子が・高校1年生の
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時に・クラスメイトで・彼氏の
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鈴川鳴音(なおと)と出会う、
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その2年前の出来事、鳴音は
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中学2年生だった。鳴音が
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スケートボードでボウル(深く
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丸い形状に・くりぬかれた巨大な
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穴)を滑りこなす醍醐味に・はまり
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始めた頃。鳴音は・2階の自分の
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部屋で・テレビに映った「任天堂
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スイッチ」の画面を消した。
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午後6時、マイボードを片手に
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1階の10畳のダイニング兼
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リビングに通じる階段を下りた。
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2階には母・園実(そのみ・熟女
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キャバクラでの源氏名は美園)の
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寝室を含めて2部屋あるのだが、
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1階にはバスルームと洗面所と
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トイレ以外は・この10畳の広い
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ダイニング兼リビングしか無い。
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そして階段は・このリビングの
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キッチンとは反対側の壁に45度
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の勾配で昇降する階段の踏み板
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の脇の面が見える。即ち・廊下は
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無く・直接・リビングに下りる形
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なので、同じく・廊下無しで
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リビングの端にある玄関のドア
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まで、リビングを通らずに行く
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という経路が、この家には無い。
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午後6時、リビングでは園実が、
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熟女キャバクラ「毒マムシ」の同伴
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出勤予定の客と・開店(7時)前の
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枕営業の全裸ゴム着きファックを
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ソファーで・している際中だった。
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ソファーに深く座る客の太ももの
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上に・向かい合って・脚をM字に
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して園実が乗る対面座位の体位。
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園実の色白な桃尻の真下に、
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向かい合う男の陰嚢が見える。
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園実が腰を浮かせ・男の陰茎の
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挿入が浅くなる時に・陰茎の
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根元(ねもと)に垣間見える藍色
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から、今・男が勃起陰茎に被せ
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られているコンドームのサイズ
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はLだと、鳴音には分かった。
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マイボード持参でスケボーの
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練習に行くための外出で、玄関
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に向かう途中にリビングを通る
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鳴音は、全裸対面座位で・客の
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勃起陰茎と陰部で繋がっている
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園実に「母ちゃん、(高速道路の)
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高架下の練習場に行ってくるよ」
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と声をかけた。「鳴音、悪いけど
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コンドームのLサイズが減って
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きたの。私の財布から千円札1枚
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出して2箱買ってきてくれる?」
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「また俺?・それって・俺の役目?」
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「いいじゃ無いの。コンドームを
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恥ずかしがらずに買えるか、
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今後の予行練習だと思えば。
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ついでに、鳴音の分も買えば?」
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「俺には・まだ・使い道が無いよ。
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母ちゃんが使う分だけ、帰りに
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マツモトキヨシで買ってくるよ」
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「使うのは・お客さんよ。私は
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気を効かせて用意してあげてる
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だけよ。親切なのよ・私」
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「なァ、母ちゃんにしては珍しく
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そのお客さん・イかせるのに
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時間・食ってるんじゃ無い?」
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「大丈夫よ。次は・お客さんに
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上になって決めてもらうから」
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「頑張らないと『毒マムシ』に
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遅刻しちゃうぞ、母ちゃん」
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この家は天井裏の防音機能が
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非力すぎて、1階の物音が2階に
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まで届いて響く、任天堂スイッチ
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のゲームの効果音に張り合う位。
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鳴音は、2階の自分の部屋でも
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園実の喘ぎ声の合間に「突いて!」
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「動くの・やめないで!」という
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セリフが入るのが聞こえていた。
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・・・この客、わざとだな。わざと
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イきそうになるとイきそびれて
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長びかせて楽しもうっていう
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魂胆だな、欲深い客だ、コイツ。
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園実と全裸対面座位で繋がって
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いた客が、M字の形の園実の脚
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の両膝の裏側に自分の両手を
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差し込んで・園実の体を腕力で
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浮かせようとリキみかけた。
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「え?!・升岡(ますおか)さん、
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駅弁は・やめて!・危ないから」
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そりゃそうだろう。『駅弁』を
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現実にヤろうとする奴なんか
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存在するのか?異常すぎるだろ。
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魅子が・串カツ店のウェイトレス
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のバイトが始まる夜7時の前の
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夕方の時間帯をマクドナルドで
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長居するのを日課にしていた頃、
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店内で毎日のように落ち合って
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テーブルに向かい合わせで座り
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一緒に飲食・自習をしていた
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魅子と鳴音。その日・魅子は
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鳴音に連れられて・鳴音の自宅を
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訪れた。授業が終わってから
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小さな神社の狛犬(こまいぬ)の
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前で待ち合わせして、その日の
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マクドナルドはテイクアウトで
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注文した。それを・鳴音の家の
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1階の広いリビングのソファーに
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座って食べながら、魅子は、
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鳴音が・母子家庭では・あったが
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まだ鍵っ子では無かった頃の
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思い出話に聞きいっていた。
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「あの升岡って客が、いつもの
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母ちゃんの枕営業の客とは
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違っていたんだ。結果を言うと、
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ウチの近くで、母ちゃんの帰り
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を真夜中に待ち伏せしていて、
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帰宅した母ちゃんの後ろから
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玄関に独断で上がり込んで・服を
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はぎ取ってレイプしようとした」
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「どうして?・何があったの?」
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(・・・次の歌詞のコラムに続く)
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