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画像は流出画像に大型の写植を
加工して貼り付けています。
(画面の小さい携帯端末での
視認性を高めるためです。)
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⇒●文章引用元URL●⇒
受精卵(じゅせいらん)
受精卵とは、精子と卵子が受精
して1つになったものです。
月経周期に1度、女性の卵巣から
卵子が排卵されます(排卵日)。
この卵子が精子と1つになること
が受精です。そして卵管膨大部で
受精した受精卵は細胞分裂を繰り
返しながら子宮内膜に着床する
のです(妊娠したと定義される)。
⇒●文章引用元URL●⇒
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画像は・状況進展の点での理解を
助けるために、時系列上の各段階を
1枚の画像の中に並べてあります。
断面図も図解として定番の物です。
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特記すべき事柄
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受精卵とは、豊富な栄養分を蓄えた
巨大な単細胞です。それが、自前の
栄養分を消費しながら細胞分裂を
繰り返し、細胞の数が増加すると
ともに1個の細胞の大きさは
どんどん小さくなり、本来の細胞の
大きさに近づいていきます。
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細胞が本来の大きさに近づくのと
並行して、この「胚(はい)」には
決定的な2分割の分岐が起きます。
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@個体になる細胞群
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「脳(前方)」と
「尾(脊椎の後ろの端)」という
極性が出来て、以後ヒトの形を
目指して分化していきます。
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A羊膜になる細胞群
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球体になり、中に空洞ができます。
空洞は羊水(ようすい)で満たされる
ことになります。その「羊膜」のうち
子宮内膜に接する部分は胎盤の
「胎児側の構成要素」となります。
これは『絨毛(じゅうもう)突起』
と呼ばれますが要するに枝分かれ
する「根っこ」で、この場合胎児側
の胎盤と接する子宮内膜が「土壌」の
役割をして、『絨毛突起』は「土壌」
である子宮内膜の深部へと「根っこ」
を延ばして母体の血管から酸素や
養分を吸い取り「臍(へそ)の緒」に
送り出したり羊水の成分として
溶かしこんだりします。
個体になる細胞群と子宮内膜・胎盤
との間を連絡する管(くだ)である
「臍(へそ)の緒」も、羊膜由来の
細胞・すなわち胎児自身の細胞から
作られて、胎児の成長に合わせて
長く伸びていきます。つまり、
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胎児は子宮の内部で自分自身を
保護したり成長のための栄養を
得たりするための仕組みを自分
自身のチカラで作り出している
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ということになるのです。
生命の芽生えを育む母胎と、
胎児自身の「生きようとするチカラ」
との緊密な連携こそが「妊娠」である
ことを雄弁に物語っているのが、
新生児の誕生の間際まで赤ちゃんを
包んでいる羊膜だということです。