「売春」は「ばいしゅん」、
「買春」は「かいしゅん」と読むこと。
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悪くてwindows10のブラウザが
アラートを出すので、ここに
記事の複写を取りました。
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援助交際は「少女だけの問題」
なのか?「児童買春」被害者を
支援する団体に実情を聞く
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2015/12/2608:40
弁護士ドットコム
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成人男性がお金を払って、
18歳未満の少女と会い、
性的な行為を行なう「援助交際」が
社会問題化したのは、
20年近くも前のことだ。
しかし今もなお、「援助交際」は
10代の少女を取り巻く
深刻な問題となっている。
「13歳の頃から
援助交際をしているが、
この生活から抜け出したい」。
買春やアダルトビデオへの強制出演
など、性的搾取の被害者を支援する
「NPO法人人身取引被害者サポート
センター ライトハウス 」には、この
ような相談が寄せられるという。
援助交際をする生活から
抜け出せない背景には、
どのような事情があるのか。
ライトハウス 」代表の
藤原志帆子さんと
広報・アドボカシーマネージャーの
瀬川愛葵さんに話を聞いた。
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(取材・構成/瀬戸佐和子)
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引用者(FascinatingFox)
による注記。
アドボカシー(advocacy)とは、
社会的弱者でありかつ
マイノリティー(少数派)である
「日陰者」の人々が生活上の
不便を強いられていながら、
社会的弱者ゆえ劣勢に立たされ
発信力不足ゆえ事態を打開する
ことが非常に困難な状況に対して、
慈悲深く世話好きで博愛精神に
富んだ方々が「日陰者達」の境遇に
光を照らしてそこに潜む「問題点」
に着目し、弱者を擁護する立場で
その「問題点」を弱者に代わって
社会に提起し訴えかけること、また
公的機関に働きかけをして国や
自治体レベルの改善を求めることを
言います。アドボカシー(advocacy)
自体は「代弁」・「支持」・「擁護」と
訳されますが、そのベクトルは
社会福祉として弱者の救済に
向けられるのが通例です。

援助交際は「少女だけの問題」なのか?@
●日本には「児童が買われ続ける
土壌」がある
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女子中高生は、何が
きっかけで援助交際を
始めてしまうのでしょうか?
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藤原:
まず、「援助交際」という
言葉ですが、少女達と大人が
同等の立場で取引をしていて、
少女達が自分の判断で行動をして
いる、というような表現ですよね。
児童買春という犯罪をこのような
言葉に置き換えてしまう社会こそ、
問題だと思いませんか?
また、どうして少女は
援助交際をするのかという
質問ですが、買われる少女達に
のみ焦点が当てられる傾向も
違和感を感じます。なぜなら、
買春をする大人たちは
いつの時代も「匿名」だからです。
日本における児童買春の処罰は、
他の先進国やアジア隣国と比べて
軽度なもので、社会的な制裁も
ほとんどありません。処罰される
リスクが低く、社会的にも
「買う側」を問題視する意識が
希薄な状況では、買春者は
繰り返し10代の性を買います。
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瀬川:少女達がなぜ援助交際に
巻き込まれてしまうのかと
問うとき、日本にはこのように
「児童が買われ続ける土壌」が
あることをまず理解する
必要があります。
援助交際を強いられる少女達の
背景は様々ですが、
家庭内で性虐待を受けていたり、
家庭環境が複雑な女の子達が
います。家が安心できる安全な
場所で無いため、彼女達は家に
帰りたくない、帰れないのです。
そして、そのことを相談できる
大人が周りにいないとき、
一晩だけでも家に帰らずに済む
ようにと、援助交際に辿り着く
ケースがあります。
自分を守ってくれるはずの
大人や信頼していた大人からの
暴力により、子ども達は
人間関係への不安を常に抱く
ようになります。その孤独感から、
ときに自分達を利用するような
人が近づいてきても、それを
受け入れることがあります。
その相手が自分を必要として
くれたり、寂しさを埋めて
くれるのならば、尚更です。
援交相手や、
性産業のスカウトマン、
彼女達を買う客が、
その寂しさや孤独感を満たす
存在になってしまうのです。
「優しくしてもらったから、
援交したけどお金はいらない」と
言う子もいました。
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藤原:
援助交際をするか、
自分の居場所が無い家に帰るかの
二者択一の中で、援助交際から
抜け出せない子は多いです。
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瀬川:
相談支援をしていて出会う子の
中には、「家で性虐待を受ける
くらいなら、援助交際のほうが
まだマシだ」と考える子も
いるようです。家での性虐待は、
自分の意志に関係なく毎日
同じような時間帯に被害を
受けるもので、拒否できない。
でも、援助交際は自分で
少しはコントロールできるし、
お金ももらえる場合が多い。
もちろん、赤の他人と一緒に
過ごすことには恐怖を感じている
と思います。「これから援交するよ」
とLINEで私達に伝える子もいます。
連絡をするということは、他の人
に知っておいてほしいといった
複雑な想いがあるのでしょう。
何も怖くないなら、他の人には
言わないと思いますから。