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※・2000年(平成12年)に始まった
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「介護保険法」とリンクされるのは
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次の2者ですが、大雑把に言うと
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前者@は「事業者」・後者Aは「個人」
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という立場になります。
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@・介護にまつわるサービスを、
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プロフェッショナルとして、個別の
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介護の熟練者として提供し、実際に
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提供したサービスのメニューの点数
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(何をしてあげれば何点)の合計額を
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「介護の報酬」として受け取り、
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収益を得ている事業者。
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A・日常生活を送るに際して、本人
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が望むレベルの快適さを得るために
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家族・親族などの身内以外の第三者
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からの手助けを必要とする、身体的
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に虚弱な老人。・・・逆に、健康状態
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が良好で・元気で活動的で陽気な
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高齢者であれば・「虚弱な老人」には
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該当しないし、或いは・付きっきり
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で親身に面倒を見てくれる家族が
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傍に居て、実質ボランティアだから
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金銭の遣り取りも無く、本人が
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常時・満足・納得できる位の介護を
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無料でしてもらえるのであれば、
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何をしてもらうにも・必ず・料金が
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発生するような介護の事業者に
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頼んだりしないで済むと言える。
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・┏━━━━━━━━━━━┓
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・┃要介護認定の申請をする┃
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・┗━━━━━━━━━━━┛
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●介護事業者による介護や支援が
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必要と感じる人は、その本人が
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要介護の状態である・または・要支援
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の状態であることを(医者を絡めて)
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審査して認定してもらうための
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申請を、市町村の窓口で行なう
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必要があります。つまり、介護保険
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の「被保険者証」というのは(医者を
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絡めた上での)マイナス方向の審査
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を経由して、医師の診断書との
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タイ・アップで交付されるものです。
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・
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マイナス方向の審査とは、すなわち
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減点方式で評価されるという事で、
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身体機能が・どれ位・退化・萎縮・欠損
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しているか、さらに加えて・認知症
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を発症していると見られる人ならば
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どれ位・認知能力が鈍っているか、
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その朧気(おぼろげ)さ加減や脳内の
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バグの発生頻度など、具合の悪さを
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合算したうえで・審査の結果のデキ
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が悪ければ悪いほど、『介護保険の
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「被保険者証」を持つだけの素質が
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ある』・・・そんな・嬉しくない基準
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で・「マイナス方向の審査」が為され、
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もし・その審査に「合格」してしまう
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と、介護保険の「被保険者証」を
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交付してもらえるのだ。・・・「具合
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の悪さのオーデション」なのだから、
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合格した老人本人の心情は複雑な
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ものでは無いかとも思える。
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・・┏━━━━━━━━━━━┓
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・・┃「介護や支援が必要。」・と┃
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・・┃感じる方は・・・・・・・・┃
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・・┗━━━━━━━━━━━┛
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・・・┏━【ステップ・1】━┓
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・・・┃・市町村の窓口に・・┃
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・・・┃・「要支援・用介護」・┃
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・・・┃・の申請をします。・┃
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・・・┗━━━・↓・━━━┛
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・┏━━━【ステップ・2】━━━┓
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・┃・認定のための調査を受け、・┃
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・┃・審査をしてもらいます。・・┃
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・┃・・・・・・・・・・・・・┃
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【訪問調査】+【主治医の意見書】
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・┃└→【・審査・判定・】←┘・┃・
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・┗━━━━━・↓・━━━━━┛
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・┏━━・【ステップ・3】・━━┓
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・┃・認定の結果が記載された・┃
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・┃・「認定通知書」と・新しい・┃
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・┃・「被保険者証」が届きます。┃
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・┗━━━━━━━━━━━━┛
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┏━━━━━━━━━━━━━━┓
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┃●「支援」が必要と認められた方┃
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┃・【・要支援・1・2】・・・・・┃
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┃・「予防給付」のサービスを・・┃
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┃・受けることができます。・・┃
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┣━━━━━━━━━━━━━━┫
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┃●「介護」が必要と認められた方┃
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┃・【・要介護・1・2・3・4・5】・┃
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┃・「介護給付」のサービスを・・┃
|
┃・受けることができます。・・┃
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┣━━━━━━━━━━━━━━┫
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┃●「自立」が必要と認められた方┃
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┃・【・非該当・】・・・・・・・・┃
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┃・「予防給付」・「介護給付」の・・┃
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┃・サービスは受けられません。┃
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┃・地域支援事業のサービスは・┃
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┃・受けられます。・・・・・・┃
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┗━━━━━━━━━━━━━━┛
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・・・「認定通知書」と「被保険者証」
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で【・要介護・1・2・3・4・5】の
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状態だと認められれば、「介護給付」
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のサービスを受けることが出来る、
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これは・「僅かな自己負担額で」
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サービスを受けることが出来る、
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という意味であり、正規の全額の
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料金までは足りないはずの残額分、
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その介護のサービスの料金の大部分
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を占める金額が『介護保険の給付に
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よって補填(ほてん)される』という
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意味になります。その補填をする際
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の財源は、上の添付画像のような
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割合に・なっているようです。
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