|
|
●外国の捜査官から
|
・・「うちの国ではありえない」
|
・・と言われた・
|
┏━━━━━━━━━━━━━┓
|
┃援助交際がきっかけで、・・・・┃
|
┃犯罪に巻き込まれてしまう・・┃
|
┃ケースもあるのでしょうか?┃
|
┗━━━━━━━━━━━━━┛
|
瀬川:
|
子供の性を買う行為である
|
「援助交際」自体が犯罪だと
|
思いますが、たとえば、
|
性行為の様子が撮影され、
|
ネットで配信されてしまった、
|
というケースもあります。
|
●=●=●=●=●=●=●=●=●=●
|
藤原:
|
「自分の裸の写真を送った相手から、
|
・恐喝されている」という相談も、
|
2009年ごろから増えはじめました。
|
お小遣い稼ぎや「周りの友達が
|
みんなやっているから」という
|
軽い気持ちで写真を送った結果、
|
「ばらまかれたくなかったら、
|
・今度・お前と会わせろ」と脅される
|
などの被害にあってしまうのです。
|
●=●=●=●=●=●=●=●=●=●
|
瀬川:
|
アメリカでは、未成年では無い
|
童顔のモデルが、ヌードで雑誌の
|
表紙を飾ると、「これは児童ポルノ
|
ではないか」と一般市民から声が
|
あがって問題になります。
|
●=●=●=●=●=●=●=●=●=●
|
藤原:
|
一方、日本では、
|
「着エロ(着衣のエロス)」と呼ばれる
|
15歳以下の女の子にヒモのような
|
小さな水着を着せ、わいせつな行為
|
をさせて撮影した動画の配信サイト
|
やDVDレーベルが多数あります。
|
需要もあります。そういう現状に
|
対して、私達のような団体は
|
もちろん声をあげますが、
|
一般の人が声をあげず、野放しに
|
されているのが、アメリカなどとの
|
大きな違いではないでしょうか。
|
・
|
日本では、電車の中吊り広告や
|
コンビニで、水着を着た16歳の
|
女の子が普通に雑誌のグラビアを
|
飾ってますよね。
|
欧米では・もちろんですが、
|
他のアジアの捜査官からも、
|
「これはうちの国ではあり得ない」
|
と言われます。「日本の
|
ペドファイル(児童性虐待者)”文化 |
”
|
は深刻だ」と指摘されています。
|
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
|
┃ライトハウスに相談を寄せた人┃
|
┃に対しては、どのような・・・・・・┃
|
┃サポートをしているのですか?┃
|
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
|
藤原:
|
お話をうかがい、必要であれば、
|
病院や弁護士などに・つなぎます。
|
親から極限までネグレクト
|
(育児放棄)されていて、
|
繁華街で男性に声をかけられて
|
援交していたような子に対しては、
|
児童相談所などの福祉に
|
つなげたこともあります。
|
・
|
また、相談を寄せてくれた子と
|
引き続き・つながっていくために、
|
定期的にLINEで連絡を取って
|
います。その時「また援交するの?」
|
「ダメだよ」などと責めるような
|
ことを言うと、向こうから
|
連絡を絶ってしまいます。本人を
|
否定するようなことは言わず、
|
「今日ご飯食べた?」とか、
|
体調を気遣ったり、危ない目に
|
あったら・どこに連絡・相談すべきか
|
といった、身を守る方法を
|
伝えています。
|
●=●=●=●=●=●=●=●=●=●
|
瀬川:
|
援助交際をしたり、性虐待を
|
受けている子をそのままにしておく
|
ことが良いとは思っていません。
|
本当は、すぐに駆けつけて、
|
どうにか環境を変えてあげたい。
|
もどかしいです。ただ、アクション
|
を起こすタイミングは、すごく
|
大事だと思っています。
|
・
|
親や周りの大人から暴力や性虐待を
|
受けて、どんな大人も信じられなく
|
なっている子が多いです。また、
|
本人に・ある程度・「この生活から
|
抜け出したい」という意志がないと、
|
私達が介入しても、すぐ元の状態に
|
戻ってしまったり、親との関係が
|
余計に悪化する可能性もあります。
|
・
|
支援が途切れないように、
|
少しずつ・関係を深めていって、
|
この先・どういう支援に・つなげる
|
べきかを慎重に考えながら
|
サポートしています。
|
|
|
|