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粘膜に米粒大程度の固まりが出来て
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隆起する。とは言うものの・それは
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「炎症」を起こしている訳では無い。
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細胞が壊死(えし)することも無い。
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概説になるが、ウイルスとは
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「細胞内構造体」すなわち「ゴルジ体」
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や「ミトコンドリア」などを持たない
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「DNAだけのカプセル」であり、
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何らかの経路で特定の型の細胞に
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侵入し、その細胞の中にある部品を
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利用して自身の複製を作り、その
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複製を・寄生した細胞の外へと
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放出したり・「細胞分裂」に乗じて
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増殖した細胞に乗り移ったりする。
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また、それらの過程で・寄生した
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細胞を「変質」させる。ウイルスの
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種類によっては・体内で毒素を
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撒き散らしたり・寄生した細胞を
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破壊しながら・自分の複製を次々と
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作り続けるバイオハザードなタイプ
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の物も地球上には存在するのだが、
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尖圭コンジローマのウイルスである
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「ヒト型パピローマ・ウイルス」は、
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粘膜の細胞を改造して、自分自身が
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安住して密かに繁栄するための堅固
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な「コロニー」を建設し、じわじわと
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増築を繰り返して領土を広げる。
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ただ「潜伏する」ことだけを目的と
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する静かなウイルスなのである。
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・
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このウイルスは・非力で・粘膜の
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上皮細胞に跳ね返されてしまうので
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「傷ついた粘膜」で無いと感染を成就
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させることが出来ない。例えば、
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女の側なら「女に潮を吹かせるため
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の激しい指いれ愛撫」をされるとか
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「愛液が充分に分泌されていない膣
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にローション無しでペニスを乱暴に
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抜き差し」されるとかで・人為的に
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「傷ついた粘膜」となることで、
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「ヒト型パピローマ・ウイルス」の
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侵略が可能となる。それと同様に
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男の側なら・やはり・ローションなど
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を活用しない乾いた状態での長時間
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かつ頻繁な手淫(セルフ抜き)により
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ペニスの表面が傷んでしまうことで
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「ヒト型パピローマ・ウイルス」が
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感染することを充分に可能にする
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「傷ついた粘膜」が出来上がる。
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働かされ過ぎて傷を負ったペニスは
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「ヒト型パピローマ・ウイルス」の
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餌食に成り得る、ということだ。
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