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⇒●文章引用元URL●⇒
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●・胎児での症状
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重症の場合、流産や死産する
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ことがあります。また
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妊婦健診で行われる超音波検査で、
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「胎盤や胎児の発達の異常」が
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観察されることがあります。
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(具体的には
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・胎盤肥厚、羊水過多、
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・子宮内胎児発育遅延、胎児水腫、
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・小頭症、脳室拡大、水頭症、
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・脳室周囲石灰化、肝臓腫大、
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・脾臓腫大、腹水、腎盂拡張、
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・巨大尿管などの所見)
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●・新生児・幼児期の症状
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以下の症状のどれか、あるいは
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複数観察されることがあります。
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(1)・外からみてわかること:
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(出生時の妊娠週数に比して)
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体が小さい、小頭症、
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頭囲拡大(水頭症)、けいれん、
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出血斑(ブルーベリーマフィン様)、
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黄疸、腹部膨満、呼吸障害など
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(2)・診察してわかること:
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肝脾腫など
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(3)・検査してわかること:
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血小板減少(血液検査)、
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脳室周囲石灰化・
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脳室拡大(CT・MRI)、
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脈絡網膜炎(眼科)、
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難聴(ABR)
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・・・・・↑下記の(注1)を
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・・・・・・・参照して下さい。
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●・後から出てくる症状
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出生後しばらくしてから障害や
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症状が現れることもあります。
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これは生まれた時に何らかの
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症状が認められていた赤ちゃん
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(症候性感染児)に新たに加えられる
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症状としても起こりますが、
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生まれた時には症状に気付かれて
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いない赤ちゃん(無症候性感染児)
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にも現れてきます。
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代表的なものに、難聴、
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精神運動発達遅滞、てんかん、
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視力障害などがあります。
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特に重要なものは難聴ですが、
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これは、言葉が出てくるはずの時期
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まで気付かれないこともあります。
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今、日本の多くの地域では、
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生まれてまもなくの時期に
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産院で聴力スクリーニングを
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受けています。そこで見つかった
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難聴の赤ちゃんの検査で、
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先天性CMV感染が見つかる
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こともあります。
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先天性感染があって、幸いにも
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生まれた時に症状がなかった
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お子さんは、発達の遅れはないか、
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聴覚は正常かなど、小児科医や
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耳鼻咽喉科医に頻繁に診てもらう
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ことが大事です。
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聴覚が落ちてきたら、
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早めに言語療法士などの協力が
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得られるようにすると、最終的に
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高度な難聴になってしまっても、
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言語を理解する能力は、
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同年齢のお子さんと同じ程度に
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できることが知られてきています。
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また人工内耳埋込術(注2)の
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ような手術による治療も可能です。
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⇒●文章引用元URL●⇒
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