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●・診断
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まず、血液中のHIVに対する抗体
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を調べます(スクリーニング法)。
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しかし、感染初期に風邪のような
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症状で受診した場合に、実際には
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HIVに感染しているのに抗体検査が
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陰性になることがあります。
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(ウィンドウ期間:上図↑参照)
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そのため抗体検査が陰性でも
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HIV感染が疑われる場合には
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しばらく時間をおいて再検査を
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行なう必要があります。
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また抗体検査では約0.2〜0.3%
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が偽陽性(HIVに感染していない
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のに検査で陽性と判定される)と
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なりますので、陽性と判定された
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場合には精密な検査(確認検査)を
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行ないます。スクリーニング検査
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は保健所で無料で受ける
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ことができます。
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●・治療
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治療は、HIVに対する治療と、
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日和見(ひよりみ)感染症に対する
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予防および治療があります。
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・無症状期にHIV感染が
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・発見された場合:
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直ちに抗HIV薬を始めるとは
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限りません。まず、ウイルス量や
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リンパ球数を定期的に測定します。
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治療開始の基準は新しい研究により
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常に変化しますので、その都度
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担当医と相談します。現在は
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抗ウイルス薬の進歩により、
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1日1錠で良いもの、副作用の
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少ないもの、食事の影響を
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受けにくいものなど様々な
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選択肢があります。担当医と
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相談し、患者さん本人にとって
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続けていきやすい抗ウイルス薬を
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選ぶことが重要です。
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・エイズ発症で診断された場合:
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エイズ指標疾患の種類によっては、
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まず抗HIV療法よりは
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指標疾患に対する治療を先に
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行なう場合があります。
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日本で多くみられる指標疾患は、
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結核、ニューモシスチス肺炎、
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クリプトコッカス髄膜炎、
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サイトメガロウイルス感染症
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などです。これらの感染症の
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病状が安定し、適切な時期に
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HIVの治療を開始します。・
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●・生活上の注意
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HIV感染が分かったら、
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HIV診療拠点病院を受診し、
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担当医、看護師、
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ソーシャルワーカー、薬剤師などと
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相談し適切な治療、経過観察を
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受けることが重要です。
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◎・プライバシーの保護:
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この疾患は法律により、保健所へ
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報告することが義務づけられて
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いますが、その際には名前、
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住所、年齢、職業など個人情報は
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通知されません。
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また、患者さんに相談なく
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医療従事者から病気の事が、
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たとえ家族でも他の人に
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漏れることはありません。
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◎・病名を誰に伝えるか:
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・
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HIVに感染していることを
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家族や知人、職場や学校など、
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どこまで誰に伝えるかに決まりは
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ありません。焦らず、精神的に
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落ち着いて、十分に考えてから
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伝えることが大切です。また、
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他人に病気のことをどのように
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伝えたらよいかについて
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相談することも可能です。・
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◎・医療費について:
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・
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ソーシャルワーカーに相談しながら
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所定の手続きを進めれば、病状に
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応じて「後天性免疫機能障害」として
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自立支援医療を受けられます。
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認定を受ければ医療費の公費助成を
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受けることが可能です。・
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◎・感染対策:
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傷のない他人の皮膚にHIVを含む
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血液が付着しても感染しませんが、
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感染性のある体液(血液、精液、
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膣分泌液、脳脊髄液、母乳)が
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粘膜や傷のある皮膚に接触する
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ことによって感染します。
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具体的には、男性の尿道口付近、
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女性の膣の周辺、口の中、肛門や
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直腸は粘膜で覆われており、
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性交時にHIVが体内に入り込む
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ことがあります。
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感染をしないために、そして
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感染を拡げないために、
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性交時には最初から終わりまで
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正しくコンドームを装着すること
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が大変重要です。しかし、HIVに
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感染したことを不運による災難だと
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考える人間は自らの不安全な行為に
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対する自戒の念が乏しく、逆にHIV
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の感染者の仲間(キャリア・メイト)
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を増やしたいと企み・新たに他人を
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巻き添えにしようと不特定多数との
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コンドームを着けない性交に励む
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というのが通例であるので、
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・
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薬害以外の感染者に
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助言できる立場である
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ソーシャルワーカーは一切の
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妥協をせず快楽主義者の感染者に
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対し以後の他人との性行為を例外
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なく禁じるという断固たる指令を
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下すことが、これ以上のHIVの
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拡散を防ぐための妥当な方策で
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あろうと思われます。
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(この部分のみ編集者の加筆あり)
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一方、体液の中でも唾液、
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涙、尿などからは感染しないと
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いわれています。また、
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HIVは握手、体に触れる、食事や
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回し飲み、共同浴場、トイレ、
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プール、シャワー、理容などの
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日常行為では感染しません。
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◎・治療薬を休まず続けること:
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現在使用されている薬剤は
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HIVの増殖を強力に抑制しますが、
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HIVを完全に体内から消滅させる
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ことは難しく、いったん治療を
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開始した場合には生涯継続する
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必要があります。
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また、抗ウイルス薬を飲んだり
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飲まなかったりすることで、
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体内のウイルスは薬の効かない
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耐性ウイルスに変化することが
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あります。そのため、いったん
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抗HIV薬が開始されたら耐性
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ウイルスを生み出さないために、
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定期的な受診と確実な服薬を
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継続することが最も重要です。
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特に近年、内服を途中で
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中断してしまったことによる
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抗HIV薬耐性ウィルス発生に
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よって、治療が困難になる例が
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増加しています。ここ数年で、
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服薬回数が少なく、食事の
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タイミングによる影響を受けない
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抗ウイルス薬が開発されており、
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治療を行ないやすくなっています。
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◎・その他の感染症の予防:
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リンパ球の数が少ないうちは
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日和見(ひよりみ)感染症のリスクが
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あります。必要以上に怖がることは
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ありませんが、特に加熱不十分な
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肉類、魚、卵、生野菜などの
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摂取には注意しましょう。また、
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感染症の中にはワクチンを接種する
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ことで予防ができるものがあります
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(具体的には、肺炎球菌、
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インフルエンザ、麻しん、風しん、
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おたふくかぜ、水疱瘡など)。
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リンパ球数にかかわらず、ワクチン
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を接種し、感染予防を行なうことは
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重要です。接種可能なワクチンに
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ついては担当医と相談しましょう。
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◎・関連リンク記事
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●・梅毒
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